その他の人と同じになるか、唯一の存在になるかの分かれ道
今日の勉強会では、1年半前から、らくらくサロンワークに参加されている美容師さんから、貴重なお話が聞けました。
それは、1年半前に目指していたゴールが達成できていた!
という話なのですが、実は、そのことに気づいていなかったというお話なのです。
そして、一緒に事実確認をしたところ、達成できていたことに気づいたのです。
この美容師さんが目指していたこと
この美容師さんは、「お客様が、いつでもふらっと寄りたくなるような、秘密基地のようにリラックスできるお店」を目指していました。
そこで、1年半前に、お客様に喜んでもらおうと様々なものを提案していた仕事から、特性を活かして本音を聞いて、本音に応えるという仕事に変えられました。
その結果、今日のお話のテーマでもある、「ある一人のお客様を除いて」、何でも話してくださる楽しい雰囲気になり、予約もいっぱいになったのです。
そして今日、ある一人のお客様が、何を聞いても本音にたどり着かずに話がいつも堂々巡りになってしまうということに悩まれているとのことでした。
ゴールが達成できていないと思っていた原因
その方のことをもう少しお聞きしたところ、旦那様はそのような「いつも堂々巡りになってしまう性格」を可愛いと思っているとのことですが、職場では、どうも浮いている存在になっているようでした。
それは、「いつも話が堂々巡りになってしまう原因」にあるのですが、いつも何かあっても、「自分は悪くない!全部、周りが悪いからこうなってしまう!」と、何でも他の人のせいにする性格なのだそうです。
そのため、美容師さんはいつも、悩みを解決してあげようといろんな話を聞いているのですが、自分のことは振り返らないので、全て商品のせい、周りのせいで私の髪の悩みは解決しない!と思い込んでいて、話が堂々巡りになってしまうというのです。
そこで、そのお客様はお店に来て喜んでいないのかお聞きすると、いつもいろんなメニューをやり、長く通っているというのです。
つまり、「リラックスして何でも相談ができている」のです!
美容師さんは、その事実に気づいた瞬間、「ハッと」して、顔色が変わり始めたのです!
実現していた「お客様が本当に求めている存在」
その女性にとって、悩みが解決するのは「今」ではないかもしれませんが、話を深く聞いてもらっているうちに「いつか」悩みは解決できるかもしれません。
でも、いつも自分を信じて寄り添って事実確認をしてくれる、この美容師さんの存在は、このお客様にとっては、「ただ話を聞いてくれている旦那様以上の存在」になっている可能性があったのです。
ところが、最初に相談を受けたように、「今、悩みを解決してあげなければ」という思いが強くなってしまい、このお客様を変えようとしてしまうと、お客様にとってこの美容師さんは、浮いた扱いをしている会社の同僚や、友人達と同じ存在価値にしかならないでしょう。
なぜなら、会社の同僚や友人たちは、その人に「それはあなたが悪い」「あなたが変われば・・」といった話をして、それでも変わらないこの人に愛想を尽かし、浮いた存在として扱っている可能性があるからです。
でも、その美容師さんは、そのようなことをせず、「今、事実を受け入れられないお客様」のことを受け入れ、もしかしたら今日、原因に気づくことができるかもしれないと、自分の特性を活かして、毎回諦めず、でもリラックスしながら話を聞いていたのです。
その存在は、明らかにそのお客様にとって、「唯一、自分を信じて寄り添ってくれている存在」になっているのです!
自分のことは、自分が一番わからない!
この美容師さんは、その価値に気づいた時、「毎回思うけど、本当に自分のことはわからんわ〜〜」とおっしゃっていました。
自分のことは自分が一番わからない。
だからこそ、「自分の特性がわかれば、世界が変わる」のです。
では、どうすれば毎回自分が進化できるのか、それはとってもシンプルです。
参考のために、体験会で今、共有しているテキストを添付します。
なぜ、マーケティングが必要なくなるのか、その価値もわかるでしょう!